今回は、今話題の「NIKE ZOOM VAPORFLY 4% FLYKNIT(ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4% フライニット)品番AJ3857-600」。アイキャッチ画像の出典は「https:www.nike.com/jp/」
この靴の凄さは皆さんご存知かと思います。
でも・・・
ぬけぬけ病のランナーが履くと、症状を悪化させる可能性が高いかもしれません。
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購入を検討しているランナーの皆さんは、この記事を読んで購入を考えてみてください。
ヴェイパーフライの凄さ
2017年4月のボストンマラソンを始め、9月のベルリンマラソン、12月の福岡国際マラソン、2018年2月東京マラソンと続いて注目されているヴェイパーフライ。さらに大迫選手が、2018年10月7日に2時間5分50秒の日本新記録をマークしました。
出典元「http//mag.onyourmark.jp/」
からだドックに来ているランナーの中でもこの靴を履くことで自己新記録が出たという報告も受けてますので、その実力は確かなものだと思います。
その秘密は、軽さに加えて、「カーボンファイバープレート」によって、推進力を平均で4%を高めていること。
この「カーボンファイバープレート」が、すごいんです。
実際に触りましたが、物凄く軽いし、カーボンが勝手に身体を運んでくれる。
そりゃ~早く走れるだろ!!という靴なんです。
ただ、この靴はぬけぬけ病のランナーには適さない理由があるんです。
ぬけぬけ病の特徴と、ヴェイパーフライの特徴
ぬけぬけ病の特徴は?
ぬけぬけ病の特徴は、
「勝手に力が入りすぎてしまい、それ以上力を入れようとしても入らない」
ということ。
力を上手く抜けないことが問題になっています。
ヴェイパーフライの特徴は?
ヴェイパーフライは、カーボンの反発力を利用して勝手に身体を前に押し出してくれます。
カーボンに体重がかかれば、カーボンがたわみ、カーボン内に力を溜めて、重心が移動するのに伴って、カーボンが元の形に戻ろうとする力が生まれます。
その力が推進力となってくれます。
ぬけぬけ病とヴェイパーフライの相性は?
ぬけぬけ病は、力を入れすぎてしまい、その力を抜くことが出来ない。
ヴェイパーフライは、溜まった力を解放することで力を生み出す。
ということは、
ヴェイパーフライを使うにあたって必要なことは、
力をカーボンに適切に伝えることが出来て、
カーボン内に溜まった力を、一気に解放させることが出来ないといけません。
この「力を解放する」ということがどういうことかというと、
力を抜かないとカーボンからの力を上手く身体が受け取れませんよね?
ずっと足に力を入れてしまってたら、カーボンの反発力を打ち消してしまいます。
下手すると、
カーボンの力と、足の力が反発しあい、衝突してしまうことで、怪我につながる恐れも考えられます。
以上の事から、
ぬけぬけ病に限らず、「力を一気に抜くことが出来ないランナーは、ヴェイパーフライの潜在能力を生かしきれない」ということが言えると思います。
実際に、ぬけぬけ病のランナーがヴェイパーフライを履いて、良くなっていた症状が少し悪化してしまったことがあったので、皆さんに共有しておこうと思って書きました。
もし、購入を検討している方は、一度ご相談ください。