1番早くぬけぬけ病を改善する為の3ステップ

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今回は、たった2回で症状が出なくなった選手の状態を診ながら、
この選手のように少しでも早くぬけぬけ病が改善する為にはどうすることが一番いいのかを考えていくうちに、
考えがまとまったので皆さんにお伝えしたいと思います。

治療を受けに来た時の状態

◆主な症状
右ハムストリングスに力が入らない
踏ん張れない

◆最初に抜けてからこれまでの期間
5〜10年未満

◆症状が出やすい状況
抜け始めた頃はスピードを上げてる時に抜けて、徐々に遅いスピードでも抜けるようになった。
気温が低いと抜けやすい

なぜたった2回の施術で改善したか

一言で言うと、
自己判断せずに言われたトレーニングを忠実に繰り返していたからだと思います。
良くなりにくい人の特徴として、いろいろな人の意見を取り入れてしまって、私がお伝えしている大切な基礎筋力トレーニングを疎かにしてしまいます。
選手の周りには、監督、コーチ、トレーナー、治療院の先生…など多くの方がいて、いろいろな考え方を持ってあります。
皆さん話されることはどれも経験上や学んできた中での話だと思いますので、とても勉強になるかと思います。
でも、「ぬけぬけ病」に関しては、残念ながらほとんどの人が理解していないようです。もちろん私もまだまだ完璧ではありませんが、少なくとも70名以上のぬけぬけ病のランナーの身体を診て、完治する選手、改善していく選手の過程をたくさん見ており、全国199名のランナー、中学生から実業団まで幅広い層の方々から相談を受けています。全国でもそれだけの経験値や情報を持っている方は数少ないのではないでしょうか。

餅は餅屋へ。

ぬけぬけ病は西山へ。

今回の選手は、忠実にトレーニングをしていたことでたった2ヶ月、施術2回で改善へ繋がったと思います。
4年前は、トータル52日合計60時間の施術でようやく完治という状態だったのが、最近は劇的に早くなりました(^^)

気温が低いと抜けやすいのは何故か

たまに訴えとして聞かれるのが、寒いと抜けやすいということ。
箱根駅伝の時も気温が関係しているのではないかという論争があっていましたが、間違いではないと思います…がちょっと違います。

「気温」が問題なのではなくて、気温が低くなることで、「身体を温める為に筋肉に緊張が入りやすい」タイプの人が、気温が低いと抜けやすいということ。

ぬけぬけ病は周期性ジストニアということが海外でも言われているので、ジストニアの一種であることは間違いなさそう。それから考えると、力を入れ過ぎてしまう行為が症状を出してしまっている可能性が高いのです。

ハムストリングスに症状が出やすい理由は?

細かく説明すると長くなるので、簡単に説明します。
関節の動き方には3パターンあって、
屈曲-伸展
内転-外転
内旋-外旋
この組み合わせで関節の動きが作られています。
例えば、
肘関節だったら屈曲-伸展の1パターンのみで、肘は曲げ伸ばししかできません。(厳密に言うと回旋の要素があったりしますが、省略します)
股関節の場合は、3パターン全てです。

これらは、先ほどの横の組み合わせだけでなく、縦の組み合わせでパターン化されています。

屈曲-内転-内旋
伸展-外転-外旋

この組合せは、大切なので覚えておいてください。

今回考えていく上で大切なのは、
股関節に関係しているハムストリングスについて。
ハムストリングスは、ももの裏にある筋肉で、股関節を伸展させる働きと、膝を曲げる働き2つの役割を持っています。両方とも、下肢を後ろへ持っていく働きです。

走るときに足を後ろへ蹴ると思いますが、その動きに関連している関節の動きを考えてみると、

足指屈曲(総指屈筋)
足関節底屈(下腿三頭筋)
膝関節屈曲(ハムストリングス)
股関節伸展(大臀筋)
股関節外旋(臀筋群)
股関節外転(中臀筋)

何度も言いますが、かなり単純化しています。

これらの機能が1つでも機能しなくなった場合、他の機能が過剰に働いてしまいます。
例えば、大臀筋の機能が低下してしまうと、下腿三頭筋が過剰に働いてしまいふくらはぎに負担がかかりやすくなります。
臨床上、下腿三頭筋やハムが臀筋の代わりをすることが結構多いです。
中には、足の指が曲がってしまう人もいますが、これも同じ原理です。

ハムストリングスに影響を感じる人が多いのは、臀筋と下腿三頭筋を繋いでいる筋なので、そのどちらかに機能不全が出ると、ハムストリングスが過剰に働き過ぎるから。
力が入りやすいのはジストニアの特徴でしたね。

しかし、ハムストリングスに力が過剰に入っていることに選手自身は気がつかないのです。(これがジストニアの最大の特徴)

過剰に力が入ってる状態にも関わらず、力を入れているつもりもないから、さらに力を入れようとします…が、既に過剰に入っている状態なので、それ以上力を入れることはできないのです。
だから、「力が入らない」「踏ん張れない」「蹴れない」といった状態になるのです。

【力が既に入り過ぎているから】
それ以上
【力が入らない】

という状態をしっかりと理解してくださいね!

力が既に入り過ぎている原因が、人によって様々なので、そこに対して治療が必要になってくるのです。

単純に筋力低下だけの人もいれば、感覚にエラーが生じている人もいれば…ホントに様々です。

1番早く改善する為の3ステップ

改善する為にはどうしたらいいですか?という質問をたくさんいただきます。
中には、1ヶ月後の試合に間に合わせたいですと焦らなければいけない環境の方もいます。
そんな方の為に、必死で考えました。

その結果・・・見つかりました。

どうすれば1番早く改善するのかというと…

1.自分自身の感覚を正して
(これは治療すればすぐ改善できます)
2.筋力をつけて
(筋力低下が著しい場合は少なくとも2ヶ月かかります)
3.走る距離を調整する
(症状が出ない距離を繰り返す)

ただし、感覚に問題ある場合は、いくら2と3をしても難しいようです。

無料LINE相談で、2と3だけをして完治した人は、199人中1人だけです。(他にもいるかもしれませんが、連絡があったのは1人だけです)

1番大事なのは、間違った感覚(ボディイメージ)を正すこと!

これはこれまでの経験上の話ですので、もしかしたらあと200人追加で話を聞いたり治療したりしたら変わるかもしれません。

2018年9月現在のところです。

確実に改善するということは分かってきました。

もう少し実証していくことができれば、確立できるかと思います。

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